発売から一カ月、ORAS総感想

そういえば呟いただけで、全然語ってませんでしたのでORAS総感想
ORASは「期待以上であり、期待以下だった！」



http://www.geocities.jp/noshibeya/
改善して欲しい点はXY時にも紹介したこのサイト様と大体同じです。この管理人さんが語るポケモントークは（面倒なのでいちいち呟かないけど）大概同じでいつも共感してます。
今回も見事に気になった点を代弁して下さってる。

▼残念な点…まぁ自分は↑程辛口評価はしてませんが、コレ以外だと↓
①バトルフロンティアがまさかの廃止
⇒元々はエメラルドだから仕方ないとはいえ…
しかもやり込み要素が僅か一年前のXYの使い回し！？せめてリラのタワーを・・・

②看板要素であるコンテストがぬるい
⇒性格による上がり具合とかないのかよ！こりゃゆとり化ですわ…
個人的な話を挟むと、このために旅パを性格厳選までしてたのに涙目。

③ジムリーダーの使うポケモンがテキトー
⇒冒険好きとして、の話になりますが。
せっかくホウエンなのにテッセンさんはホウエン子を使わないし、じゃあＲＳまんまなんだと思えばアスナの手持ちが変わってる。もう少しつっこむと、ポケモンにおける「ボス/強さの象徴」の存在がジムリーダーなのに、学習装置の強化でレベルも低く感じる。

④秘密基地の仕様が微妙
⇒ハピナス道場の話じゃなくてですね。
誰もが期待要素の一つであっただろうに、グッズ総数の数が少ない！みがわり人形と当時は出来なかった置物が多数追加されてるだけ。置ける最大数に関しても、小さなグッズは大きなグッズの３つ分、とかにして欲しかった。

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あくまでリメイクなので、世間的には叩かれてる着せ替え要素廃止は仕方ないかなぁと。
ただそれならそれで、前作と同様にジムリの顔アイコン増やすとかね
ジムリーダーと言えば、ジムの戦闘背景をランフリで使えない不思議
カロスマークの件もよく叩かれてますが、５世代目を事故で失った自分にゃ関係のない話で…というか、最近このブログで現状を知ってしまったので、もはや何が正しいのやらポケモン好きとして何かを見失いつつあります。最近ではランドロスの件とかね。強いトレーナーが正しいとは限らないのですね。涙。


▼一方で、ストーリーは素直に良かった！

個人的に一番好きなＢＷの物語とは、また違った意味で素晴らしかった！！
…というのも、ほぼハルカちゃんの素朴な可愛さのおかげだったんですがｗ（これはまぁ皆同意でしょう）　
更に！ＥＤのラストバトルがそれこそゲンシカイキ（？）な訳ですよコレェ！！
（このバトルで負けたらどうなるのかご存知の方、一報ください。本当に知りたい）
演出もOPED共に素敵でした。ＯＰは思わず涙が…若い世代にはわからない特権でしょうね…

本編の物語も凄くいい感じ。子供にも分かりやすそうな王道ながら、マグマ団も完全な悪としてではなく各々にストーリー展開があるのも素敵でした。キャラクターもネタ的ｎ…コホン。個性的でネタ抜きにしても凄く好きでしたね。
何よりＥＤの「ジムリーダーの相棒を倒した旅ポケモンが記録されてる」演出には、ポケモンの「冒険」面が好きな自分としては歓喜の一言！相性の良いポケモンで一気に倒す、のが普通のプレイヤーさんですが、倒すポケモンまで選んで「自分が主人公として旅してる感」を出してる身としては本当に嬉しかったです。

・・・またORASでポケモンの時間軸を考えさせられたのも強い印象が。

細かいところだと……まぁキリが無いんですが、ＲＳ当時を思い出させる住民の台詞の数々（キンセツや送り火山等）や秘密基地の賞状、黒い任天堂の頂点に輝いたシーキンセツ等々。
そういえばアニポケ番外編のアランにも触れてましたね。ＸＹより前の物語という事も判明
ハンサムさんも謎の記憶喪失のまま、物語は進展しないのも不思議です…
某攻略本のスタッフインタビューにも謎の事（特に結局語られなかったヒガナとシガナの関係）も多いから考えて欲しい的な事も書いてありましたし、この辺りは謎が深まるばかりですね

※余談ですがＸＹ最大の謎キャラ「ＡＺ」ですが、
ヒガナの英語名「Zinnia」　シガナの英語名「Aster」の頭文字とも重なるという。偶然か…？



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・・・つまり【細かい配慮やネタは素晴らしかったけど、大筋が期待外れの出来】だった！です
制作期間の問題もあったんだろうけど、そこはXYで我慢するから（昔の発売周期に比べればだいぶマシですし）発売日とか気にせずに急がず、じっくりと作って欲しかったなぁという印象が残りました。
育成面はシンクロ１００％になったり、育て屋の配置等細かい配慮が効いてるものの、肝心の教え技は過去作とほぼ同じで新メガシンカ・６世代位しか新たな可能性を見いだせる子がいない。
せめてどうせ配信されない御三家の夢特性、今や入手しずらい化石の夢特性、夢クズモーは出たのに何故か出てこない夢ウデッポウ…これを機に出せばいいのにね？


ただ今はまだ楽しめるが、今作でバトフロ等の追加要素が無い限りは長続きは難しそう。
図鑑集めもカロスマークに縛られなくなりましたし。
最近のポケモンはこう…やり込み要素に欠けてきてるんですよね。メダルはPGLのみ、再バトルハウスは飽き飽きでクリアの証トロフィーも、人に見せられる訳でもない。
…一応全伝説の厳選とかあるにはあるんですが、とにかく時間が無駄にかかる要素が多いし。（育成の方も伝説とかあまり使わない主義ですし）もう少し間をおいて発売して欲しかったです




・・・悪くはないんですよ！？
面白かったけどこう…もっと急がずじっくり、作って欲しかっただけで！

コメント 4

先程就職試験の結果を受け、自分としては残念な結果となりました。
全て出し切った上で遣り残したことはありませんが、やはり悔しいです。
楽しみにしていたORASにもまだ行けない結果となり、
最終面接までこぎつけたこともあり非常に悔しい限りです。
結果次第でポケモンのゲーム復帰も賭けていたところもありました。

ここまで応援していただき感謝いたします。
改めて練り直して最高な結果になれるようがんばりたいところです。
もうここでくすぶるわけにはいかないので。

本文と全く関係ない話題で失礼いたしました。
by FNP2000 (2014-12-18 23:01) 

こちらこそ話しかけられるような状況ではないと思ったので、無理に言葉絞りださない様にしました申し訳なし…
by 緑茶 (2014-12-19 01:00) 

「期待以上であり、期待以下」を数学的に捉えると、
「期待≧x かつ 期待≦x」で、結果的に「期待＝x」ということに…

『よもぎ色の秘密基地』が『よもぎ色のスーパー秘密基地』にグレードアップしてからか、
閲覧数もコメント数も桁違いに増えましたね。
ツイッターのフォロワー数も、ついに100人超え…！

ORASのバトル施設がXYと同じなのは、通信マルチバトルでの挑戦の関係で
バトルタワーすら登場させられなかったのではないかと思います。
『ハートゴールド・ソウルシルバー』も、仮に『プラチナ』よりも前に発売されていたら、
ジョウト地方にバトルフロンティアは存在しなかったでしょうし。
…そうなると、『ダイヤモンド・パール』のリメイクでも、
バトルタワーを含めてバトルフロンティアが消滅している可能性もありますが…


『ネコにこばん』を覚えたギャロップとオニドリルや、なみのりピカチュウなど、
実は初代から行われていた、都会のイベントでの特別な技を覚えたポケモンの配布ですが、
個人的には「遠路はるばるやってきたお客様への特典」というイメージがあります。
…まあ、最近はそれが頻繁に行われているみたいですし、
それを「地方差別」だと言われてしまえばそれまでですが…

ただ、あくまで「特典」として配布されているポケモンを「メイン」と捉えるのは個人の自由ですが、
せっかくの都会のイベントを楽しまない（楽しめない）というのは、とてももったいない気がします。
実は、自分は今年の夏に、
『ピカチュウ大量発生チュウ！ at 横浜みなとみらい』に出向いていたのですが、
XYを持っていないこともあり、最初からピカチュウの配布を受け取る気がありませんでした。
しかし、「ピカチュウの配布を受け取り、厳選する」という作業を行わずに済む分、
思う存分イベントを楽しむことができました。
…まあ、これは自分の価値観の問題なのですが、都会のイベントでの配布は魅力的ではあるものの、
あくまで「おまけ」であり、ゲームだけが楽しさのすべてではないのだなと思いました。

それこそ、自分がその気になれば、ORASを手に青春１８きっぷ等を駆使して
ジャンプフェスタ2015へ出向きしんそくマッスグマを大量に確保することもできたでしょう。
ですが、ジャンプ作品への関心が高い緑茶さんならともかく、
ジャンプを読んだ経験が少なく、『ポケモン』への情熱も不安定な自分が、
それだけのために東京よりもさらに遠くへ足を運ぶのがあまりにも愚かに思えてしまい、
悪天候や私用も相まって断念してしまいました。


一方、『ルビー・サファイア』以降、増え続けている幻のポケモンですが、
ゲームボーイの時代では、『赤・緑』『金・銀』いずれも幻のポケモンは１種類のみで、
都会のイベント会場や抽選などでしか手に入らず、
今よりも入手が困難だったため、それこそ『幻』と呼ぶにふさわしい存在だったように思えます。
しかし、一説によると、年々低下傾向にあった興行収入を回復させるために、
幻のポケモンの引換券がついた特別前売券が発売されたと言われています。
加えて、この夏に開催された『Pokemon the movie XY展』にて展示されていた
ある方のコメントによると、初期の頃はゲームの派生でしかなかったアニメや映画ですが、
いつの時期からか映画に合わせてゲーム側が伝説や幻のポケモンを配置するようになったとか…

全国で新しい幻のポケモンを手に入れられるようになった一方で、
映画の興行収入のために、必要以上に幻のポケモンが増えてしまい、
世代が変わるごとに増えていく過去の幻のポケモンの再配布が、
「地方差別」だの「超課金詐欺」だの言われる方法になってしまうこともあるみたいですね。
過去に映画などで全国で配布されてしまったため、
再び都会のみの配布だったり、お金が絡む配布だった際に不満が発生してしまうわけなのですが…

おまけに、ここ数年は、新しい幻のポケモンの配布すら雑になってきているイメージがあります。
映画とは無関係なタイミングで新しい幻のポケモンを配布して、
後の映画で色違いや特別な技を覚えた、同じ種類の幻のポケモンを配布するせいで、
真新しさをも欠いてしまい、幻のポケモンが目当ての観客の足を遠ざけてしまっている気がします。

幻のポケモンと遭遇→激闘→誰かしらが瀕死→復活→敵を倒す、もしくは和解する

…というパターンが、あまりにも乱用されまくっている『ポケモン』の映画についても、
いろいろ思うことはありますが、やたらと長くなってしまうため、あまり多くは語りません。
ただ、インターネット上に遺されていた首藤剛志さんのコラムを読んでみると、
視覚的には「伝説のポケモンの強大な攻撃を浴びて石化した」ように見える
『ミュウツーの逆襲』のサトシと『破壊の繭とディアンシー』のピカチュウでは、
込められた意味がまったく異なっていたみたいです。
「ド派手な展開」や「お涙頂戴」とは違う方向性で、子供が楽しめて大人も退屈しない脚本作りを、
この方は全力で取り組んでおられたのだなと思いました。


ところで、先日偶然見かけたのですが、『デジモン』の新シリーズの
『デジモンアドベンチャー tri.』のキービジュアルについて物議を醸しているようです。
自分は『デジモン』についてはくわしくないのですが、
それでも、一番人気が高いであろう『初代』の『続編』のキービジュアルが、
絵柄が様変わりし、デジモンの姿もない、まるで別のアニメのようなイラストでは、
否定的なイメージを抱く人が出てくるのもわかる気がします。

緑茶さんは「長く続くコンテンツ」が好きだと仰いますが、
そのコンテンツを長く続けることによる問題は様々だと思います。
人気があることはもちろんですが、作品の世界観を守り続ければマンネリ化を招きますし、
作品の世界観を壊せばファンの怒りを買ってしまいます。
また、長く続けて賛否両論のまま進み続けるより、短く切って一時のブームで終わらせてしまうほうが、
結果的に作品の評価が高いままにできる例もあるでしょう。

あるサイトでは、思い出補正の罠として自分の中で固定概念が強くなってしまうことや、
愛とこだわりは一見近いようで、実は相反するようなものではないかといったことが書かれていました。
自分が、『ポケモン』の第４世代に対する執着が強いことは自覚していましたが、
愛とこだわりが相反するものだという考えはなく、的を得た考察だなと感心しました。
人気があり、飽きられない工夫をして、こだわりが強いファンも納得できるような作品が生まれれば、
とても幸せなことだとは思いますが、現実には難しいことなのでしょうね…


…相変わらず、長々と失礼いたしました。
by マロンのちライス (2014-12-21 20:15) 

この記事並の文字数にどう返答すれば… !?(＠▼＠)

ツイッター２年くらいやってますが、それでようやく初100超えって逆に凄いと思います！（その内真面目に観てくれてる方なんて一桁位…）
まぁ地方差別にｶﾞﾐｶﾞﾐ、色乱数にｶﾞﾐｶﾞﾐしてれば叩きだしてくる方々がいるから丁度良いのかもですけどね。むしろ何百ものTL抱えてると、必要な情報が手に入るのか心配になります

配布の仕組み自体は集客数集める事の問題とかあるでしょうし、別に良いのですが、ポケモンバトルに興味がある者にとって実戦でも役に立つ技を覚えられると、それだけで都会組に一手、また一手と不平等になってくのが辛いです…
映画の方は…って、これ以上続けると映画感想の記事と同じ気持ちを繰り返しそうなのでＳＴＯＰ！

勿論短いコンテンツが嫌いって訳じゃないですよ！←言ってない
ポケモンもそう、ワンピもそう、（もっと長続きすれば、ブームが訪れたら引き継げるし、読み返せるし、金出した甲斐があったなぁ）って邪心?があるだけで…。
短かいのも長いのもそれぞれ良い面がありますしね



と、いうかデジモン新情報来てたのか…！（汗）
by 緑茶 (2014-12-22 02:35)